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食のはなし [雑感]

 私の祖母の時代は、小作農で、お米を作っては、地主さんに収め、自分たちはあわやひえなどを食べ、白米など特別な時しか食べられなかったらしい。しかし、今では考えられないほどの重労働をこなしている。ものすごく体が強かったのである。私たちも農作業はするが、すぐに腰が痛くなってできない。
 今は豊かな世の中になった。十六雑穀というものが、体に良いとブームになっている。確かに体に良いだろう。祖母らのあの力強さの元となった主食だったのだから。それも、白米に混ぜて我々はいただく。当時よりずっとおいしいものになって。
 そんな話をしながら、母親と食べてみた。あわやひえだけの炊いたものは私は食べた事がないが、この十六雑穀は非常においしいのである。母も、おいしいといっては何度もお代わりをしていた。それまでは、昔のパサパサしたひえやあわのイメージが払拭できずにいたのだろう。
 それからは、特別の時に、まるでお赤飯のように大切に炊いてくれるようになった。私がご飯を炊く時も勿論あるのだが、十六雑穀が食べたいがために、必ず混ぜて炊く。そうすると、もったいない、と、母が制止するのである。よほど好きになってくれたようである。また買えばいいからといっても、米は大切に、という時代の人であるから、我慢する。
 そんな母だから、今度私は、どこかで見た十六雑穀のおいしそうなプリンや、蒸しパンに挑戦しようとしているのだが・・・。実現なるか!?
 しかし、この十六雑穀入りご飯は、おかずがなくても食べられるので、時代というのは進んだのだなあと、感謝しながらいただいている。



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